ご相談無料透析を受けながら、海外旅行・出張へ。予約手配〜帰国後の医療費申請までワンストップ
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海外旅行中に体調を崩したら?透析患者さんが出発前に決めておく連絡先と備え

海外旅行中に体調を崩したら?透析患者さんが出発前に決めておく連絡先と備え

「旅行先で熱が出たら」「透析の予約日に施設へ行けなくなったら」——透析を受けながら海外へ行くとき、こうした心配が頭をよぎる方は少なくないと思います。透析の予約や書類の準備は進めていても、具合が悪くなったときに誰へどう連絡するかまでは、決めないまま出発してしまうことがあります。

いま旅行先で具合が悪く、命に関わるような緊急の場合は、この記事を読み進める前に、まず現地の救急へ連絡してください。海外旅行保険に加入している場合は、保険会社の緊急連絡先にも連絡しましょう。

この記事では、海外旅行・出張中に体調を崩したときに慌てないよう、出発前に用意しておきたい連絡先と、現地での動き方、帰国後のお金の手続きまでを、海外透析サポートのウーヴルCが整理します。

なお当社は医療機関ではなく、提携施設のご紹介・予約手配などを行う事業者です。また、保険の募集・代理店業務を行う事業者ではありません。体調の異変にどう対応するか、海外へ行ってよいかどうかは主治医の判断、現地での受け入れの可否や条件は渡航先の医療機関・透析施設の判断によります。この記事は症状の見分け方や治療についてご説明するものではありません。記事中の透析施設に関する部分は、渡航先の透析施設で透析を受ける場合を前提にしています。腹膜透析(CAPD・APD)を受けている方は、そのまま当てはまらないことがあるため、旅行中に体調を崩したときの連絡先や動き方を、出発前に主治医・通院先にご相談ください。

旅行中の「困った」は2つに分けて考えます

透析を受けている方が旅行中に体調を崩したとき、考えることは大きく2つに分かれます。

  • 予約している透析をどうするか:予約した日時に施設へ行けるか、日時の変更が必要か
  • 透析とは別の急な病気・けがをどうするか:どこで診てもらうか、費用をどう払うか

この2つは、連絡する相手が違います。前者は予約している現地の透析施設と日本の主治医・通院先、後者は現地の救急や医療機関、加入している海外旅行保険の連絡窓口が中心です。ただし、どちらの場合でも、命に関わるような緊急のときは、まず現地の救急へ連絡してください。どちらが起きても動けるように、連絡先を出発前にまとめておきましょう。

出発前に「連絡先の一覧」をつくっておきます

体調が悪いときに、スマートフォンのメールやメモを探し回るのは大変です。次のような情報を1枚にまとめ、紙とスマートフォンの両方で持っておくと安心です。同行する方にも同じものを渡しておきましょう。

  • 日本の主治医・通院先の電話番号(海外からかけるときの番号の形も確認しておく)
  • 予約している現地の透析施設の名前・住所・電話番号・予約日時
  • 宿泊先の名前・住所・電話番号
  • 加入している海外旅行保険の緊急連絡先と、証券番号など契約の確認に必要な情報
  • 渡航先の救急の電話番号
  • 日本の家族など、緊急時に連絡してほしい人の連絡先

救急の電話番号は国・地域によって異なります。外務省の海外安全ホームページでは、国・地域別の「安全対策基礎データ」に「緊急時の連絡先」が載っているので、渡航先の番号を出発前に確認しておきましょう。

▶ 主治医には「何かあったときの動き方」も聞いておきます

旅行の相談で主治医を受診するときに、現地で体調に異変があった場合はどうすればよいか、日本の通院先へ連絡してよいか、その際に何を伝えればよいかも聞いておくと安心です。現地の医療機関にかかる場合に備えて、英文の診療情報提供書など、ご自身の治療内容が分かる書類の控えを手元に持っておくことも役立ちます。英文の書類の準備は海外透析に必要な書類は?英文の診療情報提供書と準備スケジュールでご紹介しています。

▶ 外務省の「たびレジ」に登録しておきます

外務省の海外安全ホームページは、海外に渡航する方に対して、出発前に渡航先の安全情報を確認するとともに、海外旅行登録「たびレジ」に登録するよう呼びかけています。3か月未満の渡航は「たびレジ」、3か月以上の渡航は在留届と分けて案内されています。たびレジに登録すると、最新の海外安全情報がメールで届き、緊急時の連絡、安否確認、支援などが受けられるとしています(2026年10月時点)。体調そのものへの備えとは別の話ですが、現地で大きな事件や災害が起きたときの備えとして、あわせて登録しておくとよいでしょう。

現地で具合が悪くなったら

▶ 緊急時は、まず現地の救急と保険の窓口へ

命に関わるような緊急の場合は、まず現地の救急へ連絡してください。海外旅行保険に加入している場合は、保険会社の緊急連絡先にも連絡し、受診できる医療機関の案内や支払い方法などを確認します。サービスの内容は保険会社や契約によって異なるので、出発前に保険証券や案内の冊子で確認しておきましょう。

▶ 予約している透析施設には早めに連絡します

体調を崩して予約した日時に透析施設へ行けそうにないとき、あるいは受診した医療機関で何か指示を受けたときは、早めに予約している透析施設へ連絡しましょう。日時の変更などにどこまで応じられるかは、施設の判断や予約状況によります。透析の日をご自身の判断でずらしたり、回数を減らしたりせず、主治医と現地の施設の指示に従ってください。

▶ 言葉の準備もしておきます

具合が悪いときに、慣れない言葉で症状を伝えるのは負担が大きいものです。外務省の海外安全ホームページには「イザというときの各国語表現集」があり、ドイツ語・スペイン語・中国語・タイ語など14の言語の表現がまとめられています(英語は掲載されていません)。たとえばドイツ語の項目では、「具合が悪いです」「救急車を呼んでください」といった表現が、日本語と読み方つきで並んでいます。渡航先の言語が含まれていれば、印刷やスクリーンショットで持っておくと役立ちます。言葉の不安への備え方は医療通訳とは?海外で透析を受けるとき言葉の不安をどう埋めるかでもご紹介しています。

医療費の備え:保険と海外療養費

外務省の海外安全ホームページは、海外では日本と違う環境でのストレスや疲労により思いがけない病気にかかる可能性もあるとして、海外旅行保険への加入を勧めています。保険会社によってサービス内容に若干の違いはあるものの、加入すると、病気やけがをしたときの診療費・入院費・緊急移送費、治療に必要な交通費や通訳雇入費用、救援者(家族等)の渡航・宿泊費用などのサービスを概ね受けられると案内しています。

一方で、透析を受けている方は、補償の対象外になりうる点も確認が必要です。予定している透析の費用は、所定の特約を付けても支払いの対象外と案内している保険会社があります。持病が急に悪化した場合に補償されるかどうかも、保険会社や商品、特約によって扱いが異なります。くわしくは人工透析でも海外旅行保険に入れる?補償の範囲と海外療養費との違いをご覧のうえ、加入前に保険会社へご確認ください。

▶ 海外療養費の書類は、現地の医師に書いてもらいます

海外旅行中の急な病気やけがでやむを得ず現地の医療機関にかかった場合、帰国後に申請すると、加入している公的医療保険から「海外療養費」として医療費の一部が払い戻される場合があります。協会けんぽの案内では、申請に添える診療内容明細書・領収明細書は、被保険者や受診者が記入することはできず、担当医に記入・署名を依頼するよう求めています。また、1か月ごと、受診者ごと、医療機関ごと、入院・外来ごとに1枚ずつ、それぞれの医療機関で証明してもらう必要があるとしています(2026年10月時点)。

帰国してから現地の医療機関に書類を頼むのは手間がかかります。急な受診に備えて、ご加入の保険者の様式を出発前に用意して持っていくか、受診した医療機関の名前と連絡先を控えておきましょう。協会けんぽの案内では、対象は日本国内で保険診療として認められている医療行為に限られ、療養(治療)を目的に海外へ渡航して受けた診療は対象になりません。支給額は日本国内で同じ傷病を治療した場合の費用を基準に計算されるため、現地で支払った額より大幅に少なくなることがあり、支払った日の翌日から2年を過ぎると時効で申請できなくなるとしています。必要な書類や支給の可否・金額は、ご加入の保険者によって異なり、審査で決まります。制度のしくみは海外療養費とは?透析で海外へ行く前に知る払い戻しと申請の注意点で解説しています。

旅行中の医療の手配もご相談ください

ウーヴルCでは、透析施設の予約手配に加えて、旅行・出張中の急な病気やけがに対応する海外医療手配サポートも行っています。受診できる現地の医療機関の選定・予約手配、医療通訳や移動の手配、帰国後の海外療養費などの申請に必要な書類の準備・翻訳までをお手伝いします。透析以外の一般の医療手配も、まずはご相談ください。なお、緊急時は、まず現地の救急や加入中の海外旅行保険の連絡窓口へご連絡ください。

透析の手配から帰国後までの進み方はご利用の流れ、海外透析サポートの全体像は海外透析サポートとはでご確認いただけます。「もしものときの備えも含めて、旅の計画を相談したい」という段階でも構いません。ご相談・お見積りは無料です。

ご確認ください

当社は医療機関ではなく、提携施設のご紹介・予約手配・各種サポートを行う事業者です。また、保険の募集・代理店業務を行う事業者ではありません。本記事は一般的な情報の整理であり、個別の医学的な判断に代わるものではありません。体調に異変があったときの対応、海外へ行ってよいか、透析の回数や条件は、必ず主治医の指示に従ってください。現地での受け入れの可否・条件・費用は、渡航先の医療機関・透析施設の判断や予約状況によって異なります。海外療養費の支給可否・金額は、ご加入の保険者の審査により決まります。各制度・サービスの内容は変わることがあるため、出発前に最新の公式情報をご確認ください。

出典:外務省 海外安全ホームページ「海外旅行」/2026年10月時点、外務省 海外安全ホームページ「海外旅行保険加入のおすすめ」/2026年10月時点、外務省 海外安全ホームページ「イザというときの各国語表現集」/2026年10月時点、全国健康保険協会(協会けんぽ)「海外療養費」(2026年10月時点)。本記事では、各ページの内容を一部要約・編集して紹介しています。

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